2018年07月15日

小笠原旅行記 E 乳房山登山

2018/7/1(日)
 今日は朝ご飯を食べて、すぐに出発。母島最高峰の乳房山(ちぶさやま)に登ります。標高は463mですが、ほぼ海面に近い所からの登山開始。



↑ 登山口の標識
 前日の石門同様、登山口には靴底の泥を落とすブラシと酢スプレーで靴底をセットして、コロコロ粘着で衣服の種子等をリセット。メグロの絵がかわいい!



↑ 登り始めからシダが茂る登山道
 頂上は雲に隠れており、風も有ったが、登り始めはシダが茂る樹林帯なので、一気に汗が噴き出ました。TVを見ていると東京よりも最高気温は低いけど湿度が高い。



↑ 途中で出てきたガジュマルの木
 どでかいガジュマルの木が有り、手前に標識。どこにコースが有るのか?  ・・・と思ったら、ガジュマルの根の間を進むコースです。



↑ こんなシダも有り、まるでジュラシックパークの世界


↑ シダの仲間、オオタニワタリ
 母島特有の雲霧林。今日はまさにその雲霧林を体験する事が出来ました。オオタニワタリが濡れて光っていますが、雨が降っているのではなく、霧が当たって濡れています。これが母島特有の植物やカタツムリを守っています。



↑ 昨日も有った「ハハジマノボタン」
 石門でガイドさんに聞いていて良かった! 良い感じで咲いていました。



↑ 頂上に有った説明板
 頂上付近は雲の中だったので、残念でしたが、この説明板で我慢します。


↑ 出ましたカタツムリ
 途中でも一生懸命探したのですが、なかなか見つからず。石門に比べて生息数が少ないのかと思ったら、頂上で一杯見つけました。残念ながら風が強かったので枝が揺れて、写真ブレブレ。雲霧で湿っていたので活動が活発になったのか、石門では葉っぱの裏に隠れていたカタツムリが、今日は枝や幹にいました。


↑ 下りのコースもこんな感じです

↑ 途中で遊歩道っぽくなってきますが、相変わらずシダが一杯

↑ 雲の下に出たら、海が見えてきました
 昨日の石門付近みたいですね。石灰質が流れ出して海の色が白く変わっている様子が見えて感激! 海からの風が気持ち良くて、海を眺めながらしばし休憩。


↑ 高射機関砲の跡
 太平洋戦争時の塹壕跡地に高射機関砲の残骸が残っていました。


↑ 下山側の登山口に到着
 行きに最初に見つけた登山口、この先から登り始めてここに下山。時計回りの方が楽そうでした。

※詳細はホームページをご覧下さい。     
http://www.muutosan.sakura.ne.jp/2018_mt/18-0701chibusa.html

posted by muutosan at 08:57| 旅行 小笠原