小笠原最終日・・・と云っても、東京に着くのは7/3(火)です。母島12時出発の「はは丸」に乗って約2時間、父島で「おが丸」の出発が15時30分、7/3の15時30分に竹芝桟橋着です。
午前中に時間が有ったので、静沢(しずかさわ)の森遊歩道に行ってきました。

↑ 天然記念物の「アカガシラカラスバト」
母島に来て2日目にガイドさんの車で、3日目に有償運送の車で・・・と、見る事ができましたが、写真撮影がうまく出来ず、諦めていたところ、静沢の森遊歩道の戦跡「海軍施設跡地」を歩いていたら、見つけました。
この鳥を見たくて訪れる人もいるとの事で、そういう人でも殆ど見る事が出来ないらしい。

↑ 天然記念物の「オオヤドカリ」
母島では普通に歩いていましたが、足音で殻の中に隠れてしまって写真が撮れなかったが、このオオヤドカリは隠れるより逃亡を選んだらしく写真を撮る事ができました。

↑ 特別天然記念物の「メグロ」
これも母島では普通に見られますが、動きがすばしっこくて写真を撮るには、水浴びしている時がチャンスらしいです。期待していなかったのですが、この静沢の森遊歩道は人が歩いていないせいか、近くまで来てくれました。

↑ オガサワラハシナガウグイス
母島にはスズメがいなくて、メジロが普通に飛んでいます。その中に混じって「メグロ」とこの「ハシナガウグイス」が・・・。本土では声だけでなかなか姿を現さないのに、ここでは姿を見せてくれます。この鳥もすばしっこい動きをします。

↑ 岩壁にペットボトルの水でメジロとクジラを描いて、見送りしてくれます
宿に戻って昼食用の弁当をもらい、港まで送って貰いました。船に乗り込んで席を確保した後に、デッキに出ると見送りの人が来てくれます。
その中で、何か描いている人が・・・、何と! メグロの絵やクジラの絵をペットボトルの水で描いています。最後にクジラが吹く潮を描いて終了でした。

↑ 母島の見送り
前日は小池都知事も来て、母島でパレードが有ったとか。その為か来賓が宿に21名泊まっていたし、他の宿も一杯だったようです。帰りの「はは丸」も結構満席に近かったですね。
石門に連れて行ってもらったガイドさんや、宿の人も見送りに来てくれました。

↑ 母島の見送り
何と! 小・中学生達が海に飛び込んで、見送ってくれます。

↑ 父島でおが丸に乗り換えて、見送りの人を見下ろす
父島に着いて少し時間が有るので、お土産を物色に歩いて見て、驚きました。土産物屋が何軒も有る! 信号機が有る! 父島って都会だなぁ〜と、感じてしまいます。
見送りも南洋踊りや太鼓等、結構大勢見送ってくれました。乗船も一等客室から誘導されるので、我等も少々早めに船内に移動して、デッキに陣取りました。

↑ 父島名物、船が何隻も並走して見送ってくれます

↑ 並走している船から、順番に海に飛び込んで見送ってくれます
これで6日間の小笠原旅行もお終い。帰りの船もあまり揺れる事もなく、竹芝桟橋には若干早めに到着。ただ一つ心残りは、海で泳いでない事です。素晴らしい海の色、小笠原ではボニンブルーと呼ぶ海の色、結局山にばかり登って海に入らず・・・、折角持って行った水中カメラも使わなかった。また、行けるかな・・・?