2022年07月27日

谷川岳の花 その2

20227/11(月)
 谷川岳に行った時に見かけた花を紹介します。



↑ ツルアリドオシの花とツボミ
 花と葉が「アリドオシ」に似ている所から付いた名前。
五島列島の「七ツ岳」に登った時に「アリドオシ」を見かけました。アリをも刺すような鋭いトゲが有る植物。「ツルアリドオシ」にはトゲは有りません。
2本飛び出したツボミが開いて、小さな白い花が2つ咲きますが、実は1つ…真っ赤な実がなります。場所によっては既に赤い実が付いた株も有りました。



↑ モウセンゴケ
 登山道の山側斜面には、モウセンゴケの群落が結構有ります。
ヒョロッと伸びて丸くなった先に小さなツボミがいくつか…。
1〜2週間ほどで小さな白い花が咲きます。



↑ エゾアジサイの花
 谷川岳の麓から天神平付近で良く見かけるのが、このエゾアジサイ。



↑ カラマツソウの花
 花がカラマツの葉に似ている事から付いた名前。
1個だけ薄紫色の丸いツボミが見られます。



↑ 天神平のニッコウキスゲの群落
 3年前、同時期に来たのに…ニッコウキスゲの花は無かったような気がした。
今年は梅雨明けも早くて暑い日が続いたので、咲き始めたのでしょうか?



↑ ニッコウキスゲの花
 花弁は見た目は6枚だが、うち3枚はガクが変化した物なので実際は3枚花弁…と云う事らしいけど…全く区別が付きません。
朝方に開花すると夕方にはしぼんでしまう一日花。その為か…ツボミが結構付いています。
posted by muutosan at 13:12| Comment(0) | 登山 関東甲信越

2022年07月25日

谷川岳の花 その1

2022/7/11(月)
 谷川岳に行った時に見かけた花を紹介します。



↑ ヨツバヒヨドリの花
 まだまだツボミ状態でしたが、一杯咲いていました。名前の通り4枚の葉が輪生するのですが、名前の通りで無い物も多いようです。左の方の株は5枚の葉が輪生していました。



↑ イワシモツケの花
 高い山地の蛇紋岩地や石灰岩地に生育するようです。
葉っぱが丸くてなんとも可愛い。



↑ キンコウカの花
 漢字で書くと「金光花」or「金黄花」…見た目の通りです。
高山の湿原、湿地などに自生するのですが、谷川岳は雪の量が多いので結構見る事が有ります。見た目の割りに有毒植物なので要注意ですね。



↑ オニアザミの花
 この地域特有の「ジョウシュウオニアザミ」かと思って写真を撮ったのですが…違いました。普通のオニアザミでした。ジョウシュウオニアザミは葉っぱの切れ込みが深く、トゲが鋭いとの事。



↑ ミヤマシグレの花
 一瞬見た時に、赤い小さな実が一杯付いている…と思いましたが、ツボミでした。白い花が咲くのですね。この姿はツボミの状態の時だけ…良いタイミングで見る事が出来ました。



↑ ミヤマシグレの咲いている様子
 ミヤマシグレは高山植物では無く、スイカズラ科ガマズミ属の落葉低木。



↑ ノギランの花
 まだツボミの状態です。車山で「ネバリノギラン」を見かけましたが、似ているので触ってみないと区別できません。
当然今回も触ってみたら…ネバリが無かったので「ノギラン」。

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2022年07月21日

谷川岳に登って来ました

2022/7/11(月)
 今回も県民割で水上の温泉に向かう前に谷川岳に登って来ました。



↑ 天神平に到着
 11時15分ですから…この時間にうろついている登山者はいません。我々だけ…
後は天神平付近を散策する観光客です。足の速い登山者がボチボチ下山する頃。



↑ 天神峠で
 観光リフトに乗って天神峠に向かいました。谷川岳の山頂付近は雲の中…見えない事が多いのか、谷川岳の写真が脇に飾って有りました。



↑ 天神平駅を見下ろす
 リフト駅の展望台で昼食にしようかと思ったのですが人の出入りが多いので、天神峠を少し下った場所に有るベンチで食事。真下に天神平駅が望めます。



↑ 一般登山道と合流
 天神峠から岩が多くて滑りやすい道を下って着いた登山道。
登山者の90%以上の人が通ります。我々は時間も遅いので熊穴沢避難小屋まで行ってから、帰って来る「ずぼら登山」です。



↑ 西黒尾根と朝日岳方面
 西黒尾根の奥に霞んでいるのが「朝日岳」=一番高く見えます。その左に「笠ヶ岳」、朝日岳の右側に「白毛門」…重なっているので分かりづらい。



↑ 天神平のニッコウキスゲの群落
 麓の温泉旅館のチェックインには早過ぎたので、天神平でのんびり過ごしました。

※詳細はホームページをご覧下さい。
http://www.muutosan.sakura.ne.jp/2022_mt/22-0711tanigawadake.html
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2022年06月29日

車山(霧ヶ峰)の花 コバイケイソウ

2022/6/20(月)
 霧ヶ峰の車山湿原で見かけたコバイケイソウの花です。



↑ コバイケイソウの葉
 葉が特徴的なのでわかりやすい。真上から見たら面白いです。
湿原咲いていたのですが…木道から近い場所に有ったのは少なかったですね。



↑ 咲き始めのコバイケイソウ
 まだ茎も伸びきっていないコバイケイソウ。



↑ 咲き始めのコバイケイソウ
 こちらの株はスクッと伸びた様子が見られます。
背景の赤い花はレンゲツツジ。



↑ コバイケイソウの花が咲いた様子
 唯一近い場所で見られた満開のコバイケイソウ…夏山を代表する花ですね。
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2022年06月28日

車山(霧ヶ峰)の花

2022/6/20(月)
 霧ヶ峰の車山で見かけた花を紹介します。



↑ タカトウダイの花
 咲き始めなので背丈が低いです。これから伸びていくのでしょう。
登山道の脇に結構見られました。トウダイは海を照らす灯台では無く、苞葉が椀状でその中に花がある様が、燈火の皿に見立てての名前です。



↑ シロスミレの花
 登り始めから車山の山頂付近まで、登山道脇に一杯咲いていました。
図鑑では、「花の咲く時期に細長い葉が直立する」と書かれていた通り。
中央の花の後に2枚の葉が見られます。



↑ ウマノアシガタの花
 なんとも不思議な名前の花です。根生葉の形が馬の蹄(ひづめ)に似ている事から付いた名前と云われていますが、丸っきりそんな風には見えません。



↑ ツマトリソウの花
 今季初めて見ました。数も少なかったので名前の由来で有る…花弁の先端に出る淡い紅色の縁が見られませんでした。



↑ ネバリノギラン花
 マクロレンズを使ってアップで撮ってみました。下の方から咲いていくのですが、ほんの咲き始めです。ノギランとの違いは触れたみたら一目瞭然、粘っているのです…花も茎も。



↑ ネバリのギランの全体像
 前の写真と違う株の物です。茶色い花なので全く目立ちません。



↑ ズミの花
 毎年この季節には、ズミの木の花を見るのが楽しみでしたが、今年はちょっと遅かったようです。車山を下りて車山湿原にズミの木が結構有りました。期待したのですが殆どが終わっていたのです。
遠くの方で白く咲いていた木も有ったのですが、近くの木は既に花も終わり。
1本だけ咲き残っていましたが、少し距離が…。
咲き始めは、ツボミがピンクなのできれいなんですが…



↑ マイヅルソウの花
 群生するので見つけたら一杯咲いている姿が見られますが、ここのは群生が少ない。



↑ 正体不明の花
 ギザギザの葉にツボミが一杯の花…せめて咲いていたら名前が分かるのですが…



↑ 正体不明の花
 これは咲いているのに、名前が分かりませんでした。
ガクor花びら? が花を包んで…ツボミがまん丸です。
小さい花なので素通りしてしまうのですが、脇に別の花が有ったので見つけました。
posted by muutosan at 13:06| Comment(0) | 登山 関東甲信越